今回の講座は、今年4月の「アースデイ東京2015」で開催した「アースデイ大学・特別公開講座【東京センス・オブ・ワンダー】」から発展した特別講座。その模様をレポートします。
講座は、講座オリエンテーションからスタート。
アースデイ大学代表の生姜塚は、浴衣姿での参加!東京の夏っぽさを演出してくれました。
そして、今回の講座には「特別テキスト」が準備されました。ワクワクしてきますね。
いよいよ、街歩きスタート!
今日のゲスト講師は、半農半X研究所の塩見直紀さん。台風の中、関西から上京いただき(感謝!)、ユニークな講座をリードいただきました。
<スタート地点(神宮前一丁目)→神宮前三丁目>
今日の原宿は、台風の影響が少し残っているのか、「雨」が降ったり止んだりの天気。それでも、雨なんな関係無しの「和気あいあいの講座」になりました。
受講者は、自分の気になったことを、どんどん写真に納め、テキストにメモを残していきます。端から見ると、ちょっとした「撮影集団」に見える様子がユニークでした。
道中、「長い行列の出来ている店」「フィギュアの店」の遭遇。気になったお店には皆さんで突入(笑)。フィギュアの店は凄かった!気分はウキウキ!(この気分も、センス・オブ・ワンダー?)
<神宮前三丁目→外苑西通り→青山通り方面へ>
通りの一角に、緑が多い公園(マンションの公開空地?)を発見。都心のビオトープっぽい雰囲気に、撮影が盛り上がりました。
そして、ここで「自分を振返る」時間。いままで発見したことを、テキストにメモしていきます。僅かな時間ですが、いい時間です。
<原宿団地北→表参道方面へ>
青山通りの手前を右折。青山裏通りのオシャレな通りに突入しました。歩いている人達もオシャレですね。あれ、雨も上がりましたね(笑)
ユニークな三輪車ショップを発見!これ電動アシストで坂道もラクラクらしいです(欲しい!)思わず試乗会が始まりました!
そして、人気の「文房具カフェ」にも。プレゼントを購入した受講者の方もいらっしゃいましたよ。
神宮前の閑静な住宅街も散策。凄い家が立ち並んでいますね(汗)
<キャットストリート>
住宅街を抜けると、急に人が多い通りに。この「急激なギャップ」がこの街の面白いところですね。
ここ「キャットストリート」は渋谷川塞いで出来ている通り。緩やかにカーブしている雰囲気に川の面影を感じ取れますね。
塩見さん、目指すは「村長」?
<キャットストリート→明治通り>
竹下通り入口に到着。急激に年齢層が低下しましたね(驚)!
竹下通りを横目に、東郷神社へ。今度は、急激に騒がしい空間から、静かな空間へ。この変化が面白いですね。ここ東郷神社境内で、2回目の「自分を振返る時間」に。
そして、約1時間30分の散策を終え、ようやくスタート地点に戻ってきました。
皆さんの清々しい表情が印象的でした。
後半、ソラトニワ原宿カフェで、受講者の皆さんで「発見したことの共有会」を実施。
塩見さんの素敵なリードで、これが非常に良かった!
夏の季語である「(冷たい)甘酒」を味わいながら、会が進みました。
どんな「街の発見」があったのか?
それを通して、どんな「自分の発見」があったのか?
受講者ひとり一人の発表に、塩見さんにコメントをいただきました。そして、この忘れていた感覚が「センス・オブ・ワンダー」なのか?と、気がつくことが出来た様な気分になりました。
ゲスト講師の塩見さん、受講者の皆様、ソラトニワのスタッフの皆様、ご協力ありがとうございました。
最後に。
センス・オブ・ワンダーって、難しいのか?と思っていましたが、大人になって忘れてしまっていた「あの感覚」を思い出すことだったんですね。それを、実体感できた様な気がします。皆が、こういうワクワクした気持ちになれば(発見できれば)、世の中は・社会は、もっとエネルギーに満ちた姿になるのではないか?という問題意識も芽生えました。
シンプルですが、歩く事で、足下を見る事で、多くの学びがありますね。
特別に、受講者の発表から、写真を何点か共有させていただきます。受講者の方の「センス・オブ・ワンダー」を感じ取ってみて下さい!
その1)フィギュア3体
ホラー映画好きにはたまらない「悪役」トリオらしいです(ギャァ〜)
その2)空き地の植物
養生された空き地ですが、養生シートの隙間から生えている植物たち。その生命力には驚かされます!
その3)青山のシンボル
昨年閉館した青山ベルコモンズのビル。「ベルコモンズ」の文字は外されていましたが、「AOYAMA」の文字だけ残っていて、まだまだ青山のランドマークなんですね。
その4)feel
※これは、塩見さんの写真の一つです。
「外苑西通りの公開空地」にあった椅子に印字されたいた「feel」文字。
「雨模様の中の、今回の講座で、何を感じ取りましたか?」
「センス・オブ・ワンダーの気持ちを忘れない様に!」等々、深いメッセージを感じる写真でした。